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| (山梨県・甲州市勝沼町) |
丸藤葡萄酒工業株式会社(丸藤ワイナリー) ルバイヤート |
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丸藤葡萄酒工業(丸藤ワイナリー)は、1890年創業の歴史のあるワイナリーです。現在は、3代目の大村春夫氏を中心に、ヨーロッパ系の品種にも積極的に取り組み、常に世界を視野にワインを造りつづけています。ワイン名のRubaiyat(ルバイヤート)とは、ペルシャ語で四行詩集という意味で、詩人の日夏耿之介氏が命名しました。
大村氏は東京農業大学卒業後、ボルドー大学やトップシャトーでワイン造りを学び、世界品質のワイン造りを行うべく故郷勝沼に帰ってきた。
そんな彼の造るワインのレベルは半端じゃなく国際的な評価はもちろん本場フランスから修行に訪れるほど。
古くから自分の出来る範囲だけで造りを行い、生産量を増やすことがないためになかなかお目に掛かることの出来ないワインだが、日本人としてこの味わいは是非知っておくべき!
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「ルバイヤート」というワインは当店での取り扱いは定かではないが20年ほどになると思う。
これだけ長く扱ってきたにも関わらず、このワインに興味を持ったのはわずか5年ほど前の2000年頃。
私は1995年頃からワインの勉強を始めたが、当時はまだ国産ワインに対して何の知識もなく偏見さえも持っていた。
しかしながら2000年頃に国産ワインも興味深いことに気づき色々と勉強していくと「ルバイヤート」が小さいながらも非常に評価が高く、漫画「美味しんぼ」にも登場していた。
ちょうどその当時、当店が仕入れを行っていた酒問屋が廃業してしまい「ルバイヤート」の仕入れが不可能となってしまったときだったのです。
「これは大変!こんなに良いワインをお客様に紹介できないのは残念」との思いから思い立った翌日の午前中には勝沼に着いていたのでした。
突然の訪問にも大村氏は快く受け入れてくれ、初対面の私に「ちょうど樽の中のワインをチェックしてるからそれ飲んで待っててよ」。「ラッキー!!」。
目の前に並んでいる8種類ほどのグラスは香りからしてカベルネとメルローの単一で複数の樽違いかと思われる。
適当に一口飲んでみるとぶっ飛びました!
「旨すぎる!!!」「これ本当にここで造ったの?」「本当に日本のワイン?」と疑問に思いつつもテイスティングを重ねていくと更に驚きの味わいが!
それは非常に濃い色合いで味わいもその期待に反せず非常に濃密で甘美さと素晴らしい酸を持ち合わせている。
後で聞いてみるとそれはプティ・ヴェルドだったが、日本でこんなに良いものができるとは夢にも思っておらず、このときのテスティングは私のワイン人生の中でも最も衝撃的で感動的な出来事でした。
その後、大村氏の誘いで丘の上のフレンチレストランへ。
大村さんのワインと食事のマリアージュを楽しみ、3時間に渡り現在の国産ワイン、そして勝沼の現状をお話しいただきました。
その中でも最も印象に残ったのは「国産ワイン」の個性についてのお話し。
彼はボルドーより帰国後、本場に負けないワインを造りたいとの思いから本場の葡萄品種で本場の土壌に近づけながらワイン造りを行ってきたのだが、どうも納得のいくものができない。そこで彼はあることに気づいた。「フランスでもその土地のテロワール(土壌や気候を含めたその土地の個性)を大事にしているのだから日本でもそうするべきだ」
その考えが功を奏し、今までにない素晴らしい品質のものができるようになったのです。
しかも彼はヨーロッパ品種だけでなく日本独自の品種の個性を確立したいとのことから甲州種の確立に徹底的に取り組み今では「最高峰の甲州ワイン」と言われるまでになりました。
※甲州ワインは日本酒とよく似た成分や特性を持ち、ワインではあり得ない「生の魚」との相性や味噌や醤油と抜群の相乗効果を生み出します。
また、ほとんどの日本の生産者が南米から輸入の濃縮還元ジュースからワインを作っていることを大変嘆き、本物のワインを守るべく品質基準審査委員会を設立し、勝沼ワインの原産地呼称制度を確立させました。
勝沼では当店で取り扱っているこのルバイヤートとフジッコワイナリーだけが国産葡萄を100%使用したワイン造りを行っているだけで、他の生産者は輸入の濃縮還元ジュースに頼っているのが現状でしたが、大村氏らの活動により2005年から少しづつ100%国産葡萄に転換するところが出てきており非常に喜ばしい状況になってきています。※ひどいところでは100%輸入ジュースで作りながらもあたかも「勝沼ワイン」のように販売している業者もあるのです。
こんな彼の造るワインはいつでも感動を私たちに与えてくれます。
そんな感動を是非御家庭で! |
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ルバイヤート自慢のワインラインナップ |
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